2026年2月11日(水)お茶の練習
枯朽のお茶会に参加した。
最初のお茶は白茶。秋の夜に楽しくおしゃべりしながら飲みたい。ごくごく飲んじゃって、あっという間になくなるような味。犬の耳みたいな嬉しさ。
二つの目のお茶は、生プーアール。目が覚めるような味。夏の朝日より青い。細かくて黒い石、砂利のよう。儀礼の場で少しずつ飲むにもよさそう。あるいは、ちょっとしんどいときに飲むと、それでも頑張ろうと思える味かもしれない。
三つ目のお茶は、烏龍茶。里山の、どちらかといえば遅めの春。蓮華のような可憐さではなく、ぱっと明るい菜の花の畑。犬のお腹。
最後のお茶はお願いして選んでもらった。お茶請けとして出してくれたのが、菜の花、そら豆、グリーンピース、蕪の蒸籠蒸しで、けっこう蒸してあったためか、青さは飛んでいて、むしろ川の上流にごろごろ転がっている大きな石のような。これに厳密に合ったお茶を選ぼう、ということで清藤さんと相談した。選んでくれたのは、かなり気持ちが凪ぐようなお茶。とはいえ、暖かくて明るいというよりどちらかといえば無機質的で、川にかかっている鉄橋のよう。煎を重ねると、少しずつ橋を離れて山道のほうに入っていくけど、微かに川の音が響いている感じ。